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6月末都心5区の空室率は6.2%、対前月比0.02ポイント上昇。

建物仕様や立地条件の劣るビルは価格調整圧力を受ける傾向に。

2011/07/07


(三幸エステート(株))


三幸エステート(株)はこのほど、6月末時点の東京都心5区の空室率、募集賃料動向をまとめた。それによれば、6月はマーケットへの影響が大きい大規模ビルの竣工が少なく、空室率は微増にとどまった。丸の内地区、西新宿地区で空室解消が進んだ。一方、港区内JR線沿線(新橋~品川)エリアと渋谷区周縁部で複数の大規模ビルに、まとまった規模の現空面積が発生した。個別取引を見ると500坪超の大規模な入退去事例が増加傾向にある。さまざまな移転需要に対して、値ごろ感のある賃料水準で豊富な選択肢を提供できる現在の市況が、大規模な移転・統合需要を刺激している模様。年度末の3月には反転の兆しを見せていた大規模ビル募集賃料だが、新年度に入ると再び低下を続け、2ヶ月連続で過去最低を更新した。東日本大震災の影響もあり、好立地で耐震性に優れたビルには需要が集まるのに対し、建物仕様や立地条件の劣るビルは一層の価格調整圧力を受けつつある。現空面積同様、募集面積も千代田区、新宿区で減少しており、大規模ビルの集積度が高い内陸エリアとしての両区が、震災後のオフィス移転ニーズを集めている可能性がある。東京都心5区大規模ビルの募集面積は1年以上にわたって700,000坪を超える高水準にあるため、建築中ビルが一部空室を抱えて竣工するケースも珍しくない。募集面積の約4割は建築中ビルだが、これらは竣工時点ではじめて、空室率集計の対象に入ってくる。都心5区では千代田区、中央区、新宿区で、募集面積に占める建築中ビルの割合が45%以上と高い水準にあり、これら3区は今後空室率が上昇するリスクも高いとみることができる。また現状の空室率を見ると、千代田区、中央区が4%台半ばで比較的堅調な需給バランスを維持する一方、新宿区は10%を超えており、竣工時の空室リスクはより高いと考えられる。建築中ビルの竣工が本格化する今後1年間、新宿区の空室率の行方が注目されている。
*三幸エステート(株)HP http://www.websanko.com/